当社は島根県八束郡の大根島で農業を行っておりますが、昨年晩秋からTSKさんいん中央テレビジョン放送さんと7ORDERさんの企画、結び農縁（むすび　のうえん）の収録に協力しております。 #7ORDER #SevenOrder

【雲州人參植付け準備】 12月中旬より、「雲州人參」（薬用人参のうち、島根県、特に八束郡の大根島産の物を言う）栽培に向けた準備を本格的にスタートしました。 8月に畝（うね）を立てた５アールの畑に、2升(約16,000粒)の種をまき、人參小屋建築を始めています。 人参小屋とは、デリケートな雲州人参を健やかに生育させるために、過剰な日照や風雨などから雲州人参を守るための小さな小屋（ひさし）状の物です。 雲州人參は種を播いてから収穫するまでに、およそ6年かかりますので、長期間の風雨や雪に耐えられるよう、しっかりとした杭を打ち込みます。 弊社では、基本となる栽培技術を早期に習得するため、地元の生産者の皆様からご指導いただき、当地大根島での伝統的な栽培方法である「麦わら屋根栽培」による栽培を進めてまいります。

本日は晴天の中、結球レタスを1,000玉、収穫しました。 本年のレタス栽培面積は50aです。 収穫には松江市江島に事務所がある障害者自立支援センター就労支援事務所『らいとあっぷ』さんにご協力いただきました。 品種はブルラッシュで玉色は濃緑でテリがあり、大玉に仕上がっています。 松江内市内のスーパー、青果店で『くにびきレタス』の名称で販売中です。 触感がシャキシャキして、生でも、火を通しても美味しいですよ。

今年はソバを2ha栽培しています。 8月5日に種まきをし、10/22から順次刈取り作業をスタート。 種まき順に11月中旬まで刈取り収穫作業が続きます。 本年の作柄は、台風14号の強烈な風の影響で、ソバが倒れたり、 塩害を受けるなどの被害を受けてしまい、実の入りに悪影響が 出てしまっています。 しかし、その後回復した部分もあり、今後若干持ち直す可能性も。 当社の畑で獲れた蕎麦粉で出来た新ソバを食べるのが待ち遠しいです。

TSKネクストは、現在松江市八束町の大根島において農業事業を展開しております。この大根島は、宍道湖につながる中海に浮かぶ島ですが、実は小規模な火山そのものであります。 約１９万年前に噴火した火山からの溶岩や火山灰がこの島を形成していますが、火山灰からなる「黒ボク」と言われるこの島の土は、通気性、水はけに富み、有機物をたくさん含んだ農業に適した土と言われています。 江戸時代からこの島では薬用人参の栽培が盛んでしたが、近年では牡丹栽培が大変盛んになり、日本有数の産地となっており、海外に輸出もされています。 私共は、この大根島で地元と協力しながら新しい農業を行う法人の在り方を模索しています。 写真１枚目：火山の島ながらも、極めて緩やかな傾斜の黒ボク土壌の農地。 写真２枚目：この島が火山の島であったことを示す洞窟「竜渓洞」入口。中には火口がある。大変珍しい形態という。